大杉谷

2022年6月4日(土)~5日(日)、一度は歩きたかった大杉谷を歩いてきました。

大杉谷は大台ケ原から流れる豊かな水が刻んだ全国屈指の大渓谷です。

原生林の中を9kmにわたって連続する滝と淵、そして大岩壁、素晴らしい絶景の連続です。

今回は「登山バス」と「桃ノ木山の家」の予約をとり天気次第ではキャンセルするつもりでした。

5月31日大台ケ原山の天気予報を確認すると4日晴れ、5日曇り雨ですが決行することにしました。

4日(土)、近鉄大阪難波駅7:30発アーバンライナーに乗車、大和八木駅で乗換え、松阪駅ではJR特急に乗換て三瀬谷駅下車(9:50着)

登山バスは「道の駅奥伊勢おおだい」10:30発です。

途中「大杉谷登山センター」でトイレ休憩と登山届を提出し登山口には12:00着。

屋根のあるペンチで昼食後に出発、今回歩く登山者(約10組程か?)の最後尾でした。

大杉谷登山口
大日嵓(岸壁をえぐり作られた道)
能谷吊橋(高度感のある吊橋が続きます)
千尋滝(大杉谷最大の落差135mある巨瀑)
シシ渕(絶壁に囲まれた絶景スポット)
シシ渕(正面奥はニコニコ滝)
平等嵓(硬砂岩の大岩壁)
「桃ノ木山の家」(桧風呂あり、スマホは圏外)

大杉谷登山口(12:30)から桃ノ木山の家(17:00)まで約4時間30分掛かりました。

渓谷の登山道はアップダウンの繰り返し、長袖のシャツなので暑くて汗ビッショリ疲れました。

夕食前に桧風呂に入浴、石鹸など使えませんが暑いお湯と蛇口の冷たい水でスッキリしました。

ビールも夕食も美味しかった!
壁には昔の写真が貼られていました

2日目:5日(日)、6:00朝食後に弁当を受取り日出ケ岳に出発(7:10)です。

七ツ釜滝(数段に分かれた滝です)
回廊と呼ばれ渓谷の水がブルー
崩壊地(2004年の台風により崩壊)
光滝(落差約40mの滝)
堂倉滝(落差20m水量豊富で轟音、大杉谷を代表する滝)
桃ノ木山の家の弁当、オコワが美味しかった!

堂倉滝から日出ヶ岳はひたすら登りです。
シャクナゲ坂、シャクナゲ平のシャクナゲは全て終わってましたがギンリョウソウを多く見かけました。

日出ヶ岳(1,695m)
シロヤシオ


日出ケ岳13:40着、桃ノ木山の家から6時間30分、堂倉滝から約4時間の急登は疲れました。

大台ケ原駐車場には14:10到着、バスの出発まで食堂でビールを飲んでました。

奈良交通の大台ケ原発16:00に乗車、大和八木駅17:45着、大阪難波駅経由で帰宅しました。

一度は縦走してみたいと思っていた大杉谷を堪能しました。
天気が気になってましたが5日大台ケ原駐車場に到着後に雨が降り出しました。
大杉谷は4月、5月、10月、11月がピークと聞いてます。6月は梅雨時期で暑くなりヒルも多くなるので敬遠されているみたいです。
今回は暑かったけど天気に恵まれ大杉谷の大渓谷を縦走でき絶景を眺められ大満足の山旅でした。 

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