本「(ぐふうの王)(肉弾):河崎秋子」

第170回直木賞受賞作 「ぐ風の王」河﨑秋子 著を読んだ。
馬の関わり明治時代東北の地で許されぬ仲の妊婦ミネと吉治、吉治は殺されミネは馬で逃げるが雪崩で雪洞に閉じ込められ牡馬アオを食べて命をつなぐ。
生まれた捨造は生まれた出生も知らぬままアオの孫に当たる馬と北海道に根室に渡る。
そこでは昆布漁に駆り出されて馬たちが島に取り残さる。
野と捨造と孫に当たる’ひかり’と平成までに渡り、野生馬となった馬たちの業と悲壮感が心を揺さぶる感動小説でした。
今は「肉弾」を読書中、北海道の鹿狩りが始まり、野生動物との生死描く大藪晴彦賞受賞作です。

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